Armadillo-500/500FX 搭載プロセッサのリビジョン変更に伴う 製品バージョンアップのご案内
掲載: 2010/01/25
「Armadillo-500」および「Armadillo-500 FX」の両シリーズに搭載されたプロセッサのリビジョン変更に伴い、以下のとおり仕様のバージョンアップおよび標準製品の型番変更を実施させていただきます。
つきましては、下記をご参照いただきご対応賜りますようお願い申し上げます。
■変更内容
搭載デバイス(プロセッサ)のリビジョン変更に伴い、「Armadillo-500 CPUモジュール」が対応する最高CPUクロックおよび型番を以下のとおり変更いたします。
現行製品 | バージョンアップ後の製品 | ||
---|---|---|---|
搭載プロセッサ | i.MX31 Rev. 2.0 | i.MX31 Rev. 2.0.1 | |
最高CPUクロック(弊社出荷時) | 最高400MHz | 最高532MHz(*1) | |
該当製品 | Armadillo-500 CPUモジュール | A5027-U00Z | A5067-U00Z |
Armadillo-500開発セット | A5527-D00Z | A5567-D00Z | |
Armadillo-500 FX量産ボード | A5427-U00Z | A5467-U00Z | |
Armadillo-500FX 液晶モデル開発セット | A542701-D00Z | A546701-D00Z | |
価格 | 価格の変更はございません。 |
(*1) ブートローダの設定で400MHzに設定変更することも可能です。
現行品とバージョンアップ製品の違い
出荷時のCPUクロック設定(最高CPUクロック)のみです。
完全上位互換品ですので、現行製品を使って量産開発を実施済みのお客様にも、バージョンアップ後の製品をそのままご利用いただけます。(注意点については下記「ご購入前にご確認ください」をご参照ください)
バージョンアップ製品の出荷開始予定日
2010年2月15日(月) (弊社出荷)
* ご発注は1月より受け付けていたしております。
* お客様のお手元へのお届け日の詳細は、御購入の販売代理店窓口までお問い合わせください。
ご購入前にご確認ください
新規に開発されるお客様(開発セットをご希望のお客様):
バージョンアップ品をお買い求めいただき、532MHzで評価いただくことをおすすめします。
すでに現行製品で評価・開発済みのお客様:
- バージョンアップ品上で、評価時(Hermit-At v1.1.21以前)のブートローダを お使い頂ければ、現行品と同じ動作をいたします(最高クロック400MHzで動作)。
- 最新のブートローダ(Hermit-At v1.1.21以前)でも現行品と同じクロックで動作させるための設定が可能です。詳しくは、ソフトウェアマニュアルに掲載予定です。
- すでに評価を始めているお客様で、532MHzで動かす場合は、以下の点に注意してください。
- ビジーループでタイミングを作っている場合は、クロックの影響を受けます
- クロックを上げることで、消費電力が増加します
(30~40mA程度増加する場合があります。詳細値は条件によって異なります)