オープンソースのIoTセンサー技術「Degu」量産設計サービスを5月8日より受付開始


オープンソースのIoTセンサー技術「Degu(デグー)」をベースとした試作したIoTセンサーをフィールド用途向けに再設計・量産できる「Degu量産設計サービス」が、いよいよ2019年5月8日に受付開始となります。
Degu量産設計サービスを利用すると、DeguスターターキットでPoCを実施した内容をそのまま量産化までつなげられるので、モノづくり経験があまりない方でも、量産製造まで簡単・スピーディに実現することができます。

「Degu量産設計サービス」とは?~主な特徴~

マッチ箱程度の小型サイズに再設計することも可能

Degu量産設計サービスは、お客様がDeguスターターキットなどで試作したDeguセンサーを、ご要望に応じてSeeed株式会社が再設計し、製造・キッティングまで対応するものです。ご依頼の受付はコアスタッフ株式会社が窓口となって行います。
Degu量産設計サービスでは、あらかじめ用意されている複数種類の筐体の中から製品化時に使うものを選択することができます。マッチ箱やライター程度の小型サイズも展開されているので、試作時にGroveモジュールの中から選択したセンサーやアクチュエータをそのまま利用しながら、小型化・シングルボード化することが可能です。

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再設計した内容を再販~独自のシェア型の料金体系

コアスタッフは、あるお客様から依頼された内容について、そのお客様への納入後に同様の構成で一般向け製品としてパッケージ化し、コアスタッフのオンラインショップで販売します。一度設計された内容をオープンにしシェアすることで、簡単に使えるDeguセンサーのラインアップを拡大し、IoT全体の発展を目指します。

  • 再販を許可する代わりに安価な初期費用で量産設計を依頼できる
  • 再販を希望しないお客様向けには、設計データを買い取れるオプションサービスも用意

Degu量産設計サービスでの実用化製品第一弾を4月に再販開始

アットマークテクノとコアスタッフは、 温湿度センサーと三軸センサーを搭載したIoTセンサーを量産設計サービスの第一弾として製品化、2019年4月末日にコアスタッフのオンラインショップ「ITストア」で発売します。

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Degu量産設計サービスのご依頼

Degu量産設計サービスは、以下の窓口で依頼いただけます。

「Degu」について

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Deguは、センシングデータを誰でも簡単にクラウドに連携させられる世界の実現を目指し、2019年3月15日に発足したオープンソースプロジェクトです。IoTセンサーの回路図などのハードウェア設計情報とOSをはじめとする基本ソフトウェアやソースコードなどの開発情報をGitHubでオープンソース公開し、Python系言語での簡単な設計だけでクラウドと連携できるIoTセンサー(Deguセンサー)を手軽に実現することができます。

詳しくは、以下をご覧ください。
Degu発足に関するプレスリリース(2019年3月15日発行)
Deguサイト