デバイス運用管理サービス「Armadillo Twin」が2024年2月29日にサービス開始 ~将来のセキュリティリスクに備えた月額0円の「リザーブプラン」も提供~


アットマークテクノ

2024年1月16日

株式会社アットマークテクノ

デバイス運用管理サービス「Armadillo Twin」が2024年2月29日にサービス開始
~ 将来のセキュリティリスクに備えた月額0円の「リザーブプラン」も提供 ~

202401_armadillo-twin-01.png

Arm+Linuxの組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」を提供する株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役社長:實吉 智裕)は、Armadilloシリーズ向けのデバイス運用管理クラウドサービス「Armadillo Twin(以下、本サービス)」を2024年2月29日から提供開始します。「ベーシックプラン」の基本料金は月額1万円(税抜)、1台あたりのデバイス利用料金は月額300円(税抜)の低価格で全ての機能を利用できます。「リザーブプラン」の基本料金とデバイス利用料金は月額0円で、手軽に将来のセキュリティリスクに備えられます。今後は「スタンバイプラン」など、機能を限定し価格をさらに抑えたプランの提供も予定しており、状況に応じてプランを自由に切り替えて運用することが可能となります。

本サービスでは、デバイスを長期に安定運用するために必要なソフトウェアアップデート(OTA: Over the Air update)、遠隔稼働監視、遠隔操作の機能が提供されます。これらを活用することで、ユーザーは運用に関わる仕組みの構築やシステム開発に工数をかける必要がなくなり、自社のアプリケーション開発に注力できます。

各機能を利用開始するまで月額0円 !「リザーブプラン」

202401_armadillo-twin-02.jpg

「リザーブプラン」は製品発注時にのみ契約することができるプランです。デバイスの運用開始後にソフトウェアの修正やセキュリティ対策等に迫られた際、いつでも有料の月額プランに変更することができ、それまでは一切の月額料金が発生しません。ベーシックプランに変更することで、ソフトウェアアップデート(OTA)やSSH(Secure Shell)の代わりとなる遠隔操作の機能を使えるようになります。問題の対処後にスタンバイプランに変更することも可能です。

ベーシックプランをお試し!全ての機能を利用できる3ヶ月間の「無償トライアル」

Armadillo Base OS対応の製品シリーズを所有するユーザー向けに、3ヶ月間の無償トライアルを提供します。トライアル中の設定内容は、有料の月額プランに申込後も引き継いで利用することができます。

Armadillo Twinの料金体系とプラン内容

202401_armadillo-twin-03.jpg

[※1] 料金の詳細についてはお問い合わせください。
[※2] 契約中のプランを変更することができます。リザーブプランに他のプランから変更することはできません。変更時は、プラン変更料金として1回につき300円(税抜)/台の費用が発生します。
[※3] OTA通信量4GB/月の料金を含みます。4GBを超える通信は1GB毎に100円(税抜)が従量課金されます。
[※4] 製品発注時に各プランに申し込みした際の契約料金です。
[※5] ベーシックプランおよびスタンバイプランは製品の納品後にも申し込むことができます。その場合はデバイス後契約料金として3,000円(税抜)/台の費用が発生します。
[※6] デバイスはクラウド(本サービス)に未登録の状態です。

Armadillo Twinの特長

ソフトウェアアップデート(OTA)

遠隔からデバイスのソフトウェアアップデートをすることで、長期にセキュリティの高いシステムを保ちます。また、新たな機能を追加することも可能です。デバイスと連携して不正なソフトウェアアップデートを防止する署名検証機能や、アップデート失敗時のロールバック(自動復旧)機能も標準で備えています。

遠隔稼働監視

デバイスの死活監視をするほか、CPUの使用率や温度、メモリの使用量、モバイル回線の電波状況、ストレージの空き容量や寿命を監視し、異常を検知した場合はアラートメールを管理者に送信します。また、デバイス本体に搭載されているセキュアエレメントを使った個体認証により、不正なデバイスの登録を防ぎます。

遠隔操作

デバイス上で任意のコマンドを実行できます。登録デバイスにラベル名を付けたり、グループを作って管理することができ、一括実行や時刻を指定するスケジュール実行にも対応しています。

Armadillo Twin の対象製品と主な機能

対象製品
202401_armadillo-twin-04.png
提供する機能一覧
遠隔稼働監視 死活監視、アプリケーションコンテナ稼働状況、 CPU使用率・温度/メモリ使用率、ストレージ寿命、モバイル回線電波強度、モバイル回線基地局の位置情報[※]、アラートメール
遠隔操作 ソフトウェアアップデート(OTA)、任意コマンド実行、ソフトウェアバージョン確認、設定変更、グループ一括実行、スケジュール実行[※]
個体管理 デバイス登録(デバイス証明書を利用)、ラベル付け、デバイスグループ化機能
ユーザ管理 ユーザーの追加/削除、ユーザー権限の設定
お知らせ セキュリティアップデート、システム障害通知

※2024年2月29日のサービス開始時には非対応です。今後のアップデートで対応予定です。


プレスリリースのPDF版は下記より閲覧いただけます。

関連ページ

Armadillo Twinの詳細情報(Armadilloサイト)
Armadillo Base OSの詳細情報(Armadilloサイト)

株式会社アットマークテクノおよび「Armadillo」について

株式会社アットマークテクノは、組み込みプラットフォームのリーディングカンパニーとして、独自ブランド「Armadillo(アルマジロ)」を展開しています。「Armadillo」は2001年に初代機を開発して以来、20年以上にわたり累計70万台を超える省電力CPUボードとIoTゲートウェイ、その関連技術を提供し、データロガーや通信機器、産業機器の操作盤や情報端末など、IoT機器プラットフォームとしてご採用いただいています。

株式会社アットマークテクノの詳細情報
組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」シリーズの詳細情報

本件に関するお問い合わせ

報道関係のお問い合わせ

株式会社アットマークテクノ 営業部 マーケティンググループ
お問い合わせフォーム

購入に関するお問い合わせ

株式会社アットマークテクノ 営業部
お問い合わせフォーム


※「Armadillo」は株式会社アットマークテクノの登録商標です。その他本リリースに記載の会社名および商品名は、各社・各団体の商標または登録商標です。TM、®マークは記載していない場合があります。