新サービス「node-eye」:IoTゲートウェイ+運用管理機能を一括提供~IIJと技術連携 ・ デバイス運用管理+3Gモバイル通信が月額500円から
2015年11月11日
株式会社アットマークテクノ
IoTゲートウェイ+運用管理機能を一括提供
IIJと技術連携 ・ デバイス運用管理+3Gモバイル通信が月額500円から
株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役:實吉 智裕、以下「アットマークテクノ」)は、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)ゲートウェイ向けのデバイス運用管理サービス「node-eye(ノード・アイ)」を開発しました。ネットワーク機能を持たないセンサ・機器とクラウドサービスとの連携を中継する「IoTゲートウェイ」の運用管理に必要な機能と、3Gモバイル通信サービスを併せて、月額500円から使える[※1] クラウドサービスとして提供する予定です。
[※1] Armadillo-IoTゲートウェイを100台ご利用いただいた場合の参考価格です。
IoTでは、センサなどから収集したデータの管理・利用が注目されがちですが、実際にIoTシステムを長期に渡って安定的に運用するためには、ゲートウェイが確実に継続稼働できる環境を整えることが最も重要です。従来、これらの機能を実装するためには、それぞれのIoTシステム開発者が自前で設計・開発するか、または個々の機能を提供するクラウドサービスなどを機器に合わせてポーティング(移植)する必要がありました。
node-eyeは、IoTゲートウェイの稼働状況を確認するためのリソースの監視・管理機能、ファームウェアの機能追加やバグ修正に対応するリモートアップデート機能など、IoTゲートウェイの基本的な運用・管理機能を一括して提供するサービスです。アットマークテクノ製「Armadillo-IoT(アルマジロ・アイ・オー・ティ)ゲートウェイ」専用のサービスのため、ポーティングの手間をかけることなくすぐにスタートアップでき、よりビジネス価値の創造に役立つアプリケーション開発に集中することが可能です。
node-eyeユーザーは、デバイス運用管理のための機能の他、IoTゲートウェイ経由で受け取ったセンサデータをクラウドプラットフォームに転送する「データハブサービス」、IoTゲートウェイをインターネットに接続するための「3Gモバイル通信サービス」もオプションとして選択できます。
node-eyeに含まれるサービス
1. デバイス運用管理サービス(2016年1月より順次トライアル提供開始予定)
① 死活監視機能
IoTゲートウェイの可用性を監視する機能。異常が起こった場合にアラート告知します。
② リソースモニタリング機能
稼働中の機器のCPU使用率やメモリ利用量などの稼働状況をリモートで参照できる機能。効率的なメンテナンスの流れを作ることができます。
③ リモートコンフィグ機能
設定情報をクラウド側からIoTゲートウェイに反映できる機能。ソフトウェア上の設定作業などはすべてクラウド上から対応可能となります。
③ リモートアップデート機能
稼働中のIoTゲートウェイのファームウェアをクラウド側から更新できる機能。複数のIoTゲートウェイをリモートから一括アップデートすることも可能です。
2. データハブサービス(オプション:2016年5月より提供開始予定)
Webブラウザからの簡単な設定のみでArmadillo-IoTゲートウェイのデータを各種のクラウドアプリケーションに渡すことができます。
3. モバイルデータ通信サービス(オプション:2016年1月より順次トライアル提供開始予定)
Armadillo-IoTゲートウェイ専用の3Gモバイル通信サービスです。IoTゲートウェイからクラウドへのアップロード料金が格安で、デバイスからクラウドへ常にセンサデータが送信されるIoTシステムに適した料金体系を採用しています。
1. デバイス運用管理サービス(2016年1月より順次トライアル提供開始予定)
① 死活監視機能
IoTゲートウェイの可用性を監視する機能。異常が起こった場合にアラート告知します。
② リソースモニタリング機能
稼働中の機器のCPU使用率やメモリ利用量などの稼働状況をリモートで参照できる機能。効率的なメンテナンスの流れを作ることができます。
③ リモートコンフィグ機能
設定情報をクラウド側からIoTゲートウェイに反映できる機能。ソフトウェア上の設定作業などはすべてクラウド上から対応可能となります。
③ リモートアップデート機能
稼働中のIoTゲートウェイのファームウェアをクラウド側から更新できる機能。複数のIoTゲートウェイをリモートから一括アップデートすることも可能です。
2. データハブサービス(オプション:2016年5月より提供開始予定)
Webブラウザからの簡単な設定のみでArmadillo-IoTゲートウェイのデータを各種のクラウドアプリケーションに渡すことができます。
3. モバイルデータ通信サービス(オプション:2016年1月より順次トライアル提供開始予定)
Armadillo-IoTゲートウェイ専用の3Gモバイル通信サービスです。IoTゲートウェイからクラウドへのアップロード料金が格安で、デバイスからクラウドへ常にセンサデータが送信されるIoTシステムに適した料金体系を採用しています。
node-eyeは、Armadillo-IoTゲートウェイを使って製品化を行う予定のお客様を対象に2016年1月より順次トライアル提供を開始し、2016年春には一般向けにサービス提供を開始する予定です。月額課金制で、ユーザーは必要な機能だけをピックアップして利用することができるので、ランニングコストの節約にもつながります。
node-eyeは、株式会社インターネットイニシアティブ(本社:東京都千代田区、代表取締役:勝 栄二郎、以下「IIJ」)からの技術提供を受け、同社が提供する機器マネージメントシステム基盤「SACM(Service Adaptor Control Manager)」をベースとしてサービス化を実現しました。
node-eyeのサービス開始について、IIJは下記のとおりコメントしています。
株式会社インターネットイニシアティブ 常務執行役員 プロダクト本部長 石田 潔 様
「node-eyeの発表を歓迎します。インターネットイニシアティブ(IIJ)は2011年から、機器の自動接続と一元管理を可能にするIIJの特許技術を基にした次世代のマネージメントシステムサービスSACM(Service Adaptor Control Manager)をOEM提供しています。今回のnode-eyeの発表は、IoT/M2M市場におけるセンサーネットワークの運用課題を解決するソリューションとして、また、アットマークテクノ製IoTゲートウェイ『Armadillo-IoT』のより一層の普及につながるものとして期待しております。」
ArmadilloブランドおよびArmadillo-IoTゲートウェイについて
「Armadillo(アルマジロ)」は、ARMプロセッサ搭載、Linuxプリインストールの省電力組み込みボードを核とする「組み込みプラットフォーム」です。耐環境性に配慮した堅牢な設計で組み込み機器のベースとしてそのまま利用することができ、データロガーや監視・制御機器などに多数採用されています。「Armadillo-IoT(アルマジロ・アイ・オー・ティ)」はArmadilloをベースとしたIoTゲートウェイです。アドオンモジュールを差し替えればさまざまなインターフェースに対応できる柔軟なハードウェア構成が特長で、ケーシングサービスも提供され、アプリケーションを書き込めばそのままエンドユーザーが使える製品を実現することができます。詳細は、 http://armadillo.atmark-techno.com/ をご覧ください。
アットマークテクノについて
アットマークテクノは、札幌に本社を構える組み込みプラットフォームの開発メーカーです。省電力組み込みプラットフォーム「Armadillo(アルマジロ)」、FPGA搭載「SUZAKU(朱雀)」の2ブランドを展開しています。アットマークテクノの詳細は、 http://www.atmark-techno.com/ をご覧ください。
本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社アットマークテクノ企画室
- お問い合わせフォーム http://www.atmark-techno.com/contact
- TEL: 011-207-6550
- E-mail: info@atmark-techno.com
参考情報
「node-eye」について(node-eyeサイト)
「Armadillo-IoT」について(Armadilloサイト)
node-eyeは、Armadillo-IoTゲートウェイと併せて「BTOサービス」で量産のお申し込みをいただくことも可能です。詳細は下記からご覧ください。
BTOサービスに関するプレスリリース(2015/11/11)(アットマークテクノWebサイト)
※「Armadillo」「SUZAKU」は、株式会社アットマークテクノの登録商標です。その他このプレスリリースに記載されている会社名および製品名は、各社・各団体の登録商標または商標です。TMおよび®マークは記載していない場合があります。